人財育成特別委員会事業
「親として学ぶべきこと 親としてあるべき姿」開催のご案内
近年、子どもたちの心の荒廃が大きな社会問題になっています。それは凶悪事件の低年齢化を始めとし、いじめや不登校、学級崩壊等様々な形で現れています。文部科学省の「情動の科学解明と教育等への応用に関する検討会」の報告書では、「キレる」言動や反社会的行動などの問題は子どもたちの「こころの問題」であるとしたうえで、「こうした、子どもたちのこころの問題は、もはや看過できないほどに大きなものとなってきており、適当な対応策が講じられなければ、少子化時代の我が国の将来をも危うくするものとさえいうことができるであろう」と警告を発しています。
(「親学」の教科書 PHP親学研究会編 PHP研究所発行 より抜粋)
子どもの心と体の成長にとって、基本的な生活習慣が非常に大切です。そこに責任を持ち、子どもたちを育む上で最も影響を持っているのは、言うまでもなく「親」です。しかし近年は家庭や親の教育力の低下も問題視されております。「子どもは親の背中を見て育つ」の通り、幼い子どもにとっては親の世界が全てです。親が自らを省みて、今一度己を律し「親としてのあるべき姿」を考える必要があると考えます。
大森 弘氏は現在、八州学園大学客員教授、一般財団法人親学推進協会専務理事、日本家庭教育学会常任理事、日本カウンセリング学会推薦会員等をお務めになり、また学校心理士、上級教育カウンセラーの資格を活かした活動等、教育分野において様々なフィールドでご活躍されております。
特に今回講師として選定させて頂きました理由として、大森氏が専務理事をお務めされておられる一般財団法人親学推進協会で提唱されている「親学」の理念・活動に触れて頂く事が、「親としての学びの重要性」と「親としてのあるべき姿」を考える機会に最適であると考えたからです。
皆様におかれましては、ご多用の折とは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、何とぞご出席賜りますようお願い申し上げます。
開 催 日 : 2011年5月24日(火) 19:00開演 21:00終演 (18:30受付開始) 会 場 : 上越教育プラザ 大会議室にて 上越市下門前593 …